インフルエンザ予防接種より効果的なのはコレ!
松岡
花粉症でお悩みの方へ
院長の松岡です。
ご覧になっていただきありがとうございます。
今回は『花粉症』についてです。
花粉症でお悩みの方って本当に多いですね・・・・・
花粉症はご存知の通り、免疫の異常です。
免疫を司るヘルパーT細胞と呼ばれる細胞の中の、
【Th1細胞】と【Th2細胞】と呼ばれる免疫細胞のうちの、
Th2細胞が増加します。
これらはバランスが重要と言われていますが、
花粉症の方は明らかにTh2細胞の増加が認められるそうです。
腸内細菌との関係
また、花粉症は【腸内細菌叢】と密接な関係があると
言われています。
花粉症の方の腸内細菌は、悪玉菌といわれる
【バクテロイデス・フラジリス】
という菌が明らかに増加しているそうです。
この症状は花粉症の方のみにみられ、
健常者には見られなかったそうです。
悪玉菌を減少させる方法は?
では、どうすれば悪玉菌を少なくできるのか?
ずばり・・・・
【ビフィズス菌BB536】の摂取が良いようです。
このビフィズス菌BB536は花粉症により増加したフラジリス菌を抑制、
Th1細胞を増加させる作用があるようです。
またTh1細胞自身もTh2細胞の増加を抑制する効果があります。
しかもビフィズス菌BB536は胃酸に強く、
生きたまま胃腸まで届きやすいそうです。
日本の某大手乳製品メーカーの花粉症の研究では、
ビフィズス菌BB536を摂取したグループは
摂取しなかったグループに比べ、
特に目のかゆみが大きく改善していたそうです。
花粉症は、このビフィズス菌BB536の摂取と、
当院のアレルギー鍼灸で、
腸管免疫を更に活性化させてバッチリですね!
無料相談お待ちしております♪
つつみ鍼灸整骨院
024-962-7377
月経前症候群(PMS)に鍼灸が有効という研究
つつみ鍼灸整骨院の院長の松岡です。
コラムを御覧になっていただきありがとうございます。
今回は月経前症候群(PMS)についてです。
月経前症候群(PMS)は女性の約85%が悩まされているとされる
女性特有の月経前の不快症状です。
その症状は、
イライラ
肌荒れ
攻撃的になる
むくみ
頭痛・・・・・・
など細かく挙げると200種類くらいの症状があるそうです。
女性って大変なんですね・・・・・って他人事ですね(笑)
そんな月経前症候群(PMS)にお悩みの方に朗報です!
PMSに鍼灸が有効であるという研究論文が紹介されました。
ニューヨーク州CBS系列局CBS New Yorkは
2014年1月30日のニュースで、
鍼灸の月経前症候群(PMS)の有効性に対し、
研究結果のレビューを基に作成された論文を放映しました。
医師であるコメンテーターが番組内で
医学誌『Menopause』最新号に掲載された論文に触れ、
2回~4回の鍼灸治療でPMSの78%が改善すると紹介しています。
『‘Dr Max Gomez:Study Finds Acupuncture Can Relieve PMS”CBS
New York-Jan 30.2014』
月経前症候群(PMS)の原因は『エストロゲン』『プロゲステロン』
という女性ホルモンバランスの崩れが原因と言われています。
ホルモンバランスの乱れは、正に鍼灸の得意とする部分ですね。
悩まずに是非、ご相談ください。
論文
Nedeljkovie,Marko;Tian,Li;Ji,Ping;Deglon-Fischer,Agnes;Stute,Petra;Ocon,Erika;
Birkhauser,Matrin;Ausfeld-Hafter,Brigitte.
Fffect of accupuncture and Chinese herbal medicine (Zhi Mu 14)on hot flishes
and quality of life in postmenopausal women: resolts of four-arm randomized controlled
pilot trial.
Menopause:January 2014 – Voiume 21 – Isuue 1 -p 15-24.doi:10.1097/GME.obo13e3189374e8
参考:医道の日本2014年3月号
40代で産める女性、20代で産めない女性・・・違いって?!
つつみ鍼灸整骨院の院長 松岡です。
御覧になっていただきありがとうございます。
今回は
『40代で産める女性、20代で産めない女性・・・違いって?!』
です。
日本は今世界的に見ても不妊大国。
カップルの7組に1組は不妊症といわれています。
そのなかでも若い女性でも子宝に恵まれず、
高齢でも何人も出産される女性がいらっしゃいます。
その違いは何なんでしょうか?
なぜ年齢があがると妊娠率が下がるのか?
一般的に35歳をピークに女性の妊娠率は低下すると言われています。
その理由としては
①排卵される卵子の数の減少
②卵子の老化
が挙げられます。
①『排卵される卵子の減少』
女性は出生時には約200万個あった原子卵胞は、
思春期には約20万個まで減少します。
そして閉経までに排卵される卵子の数は、
約400個程度。
約一回の月経により数百から千個の原子卵胞が減少
する計算になります。
②『卵子の老化』
卵子の基となる幹細胞自体が老化し変性する『変性卵』や、
空洞化する『空胞卵』ができやすくなったりします。
また、幹細胞のミトコンドリアが減少、
細胞膜が硬くなる、核に傷が付くなどの問題が出現、
この幹細胞からできた卵子は当然、
排卵・受精・着床に障害をきたします。
20代で産めない女性
20代の女性は通常であれば卵巣の力もあり、
妊娠率も高いはずです。
でも、それでも妊娠できないのであれば、
まず以下の問題が考えられます。
①過度なダイエット:若い女性に多い、過度のダイエットは、
ホルモンや自律神経の乱れを引き起こします。
②冷え性:お腹や足の冷えは大敵です。足湯や腹巻も当然良いのですが、
お腹のコア(深部)から血流を改善しなければなりません。
この場合は鍼灸が一番効果的です。
③甘いものを過度に摂取:甘いもの(特に白糖)はお腹を冷します。
白糖は原材料であるサトウキビから苛性ソーダや、硫酸などを加え、
精白した科学的なものです。
ミネラルやビタミンを壊し、アレルギー、老化助長、イライラ・・・など
様々な弊害をもたらすと言われております。
④月経異常:月経の異常は女性ホルモンの乱れや排卵に直結しますので、
当然不妊症状には大問題です。
でも、あきらめないでください!
鍼灸治療は20代女性~40代女性までの不妊の原因になる、
ストレス、ホルモンバランスの乱れ、冷え、卵子の老化防止などに有効です。
鍼を腹部に刺激することにより、
卵巣動脈、子宮動脈の血流が増大したという研究や、
西洋医学的不妊治療と鍼灸を併用すると、
妊娠率が65%も上昇するという研究データーがあります。
まだ、あきらめないでください!
御相談お待ちしております。 松岡
全米NBCキャスターも経験した不妊鍼灸
院長の松岡です。
御覧になっていただきありがとうございます。
今回は
『全米NBCキャスターも経験した不妊鍼灸』です。
全米ネットワークのNBCは,2014年9月9日のワイドショー『Today』で
体外受精による不妊治療(IVF)の成績を改善するための
鍼灸治療を取り上げました。
この番組は全米で最も有名な朝の生放送番組です。
不妊症の克服のためにIVFを継続している女性キャスターが、
主治医の勧めで鍼灸治療とカッピングを取り入れていると述べました。
番組に主治医と施術者がスタジオに登場し、
施術の披露もおこなったそうです。
インタビューされた医師たちは鍼灸を勧めた背景として、
『自分の担当する多くの患者がIVFに鍼灸を導入し、
子供を授かっている例を見ているからだ』
と口を揃えて答えています。
またキャスターは
『鍼治療は全く痛くない身体に優しい治療で気持ちがいい』と語り、
自身も1回目のIVFでは妊娠に至らず、
2回目からIVFに鍼灸を取り入れ妊娠に至ったと経過を報告しています
(残念ながら流産になってしまったそうです)
‘Acupuncture, cupping: What Bobbie Thomas is trying to help with her pregnancy
quest゙ Today.com,Sep 9、2014
鍼灸がもっともっと広まり、様々な症状でお悩みの方の光になることを
期待します。
参考文献;医道の日本2014.11
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)について
つつみ鍼灸整骨院の院長の松岡です。
今日も御覧になっていただきありがとうございます。
今回は多嚢胞性卵巣症候群についてです。
【多嚢胞性卵巣症候群とは?】
多嚢胞性卵巣症候群(以下PCOS)は卵巣を覆う
被膜が硬化してしまい、卵巣の中に沢山の未熟な
卵胞が排卵されずに残ってしまう病気です。
多嚢胞性腫大、排卵障害などを引き起こします。
成人の生殖期の女性の約5%にみられ、不妊原因の
約20%近くとも言われています。
【PCOSの自覚症状】
①毛深い: 血中の男性ホルモン(テストステロンが多い)
の濃度が上昇するため
②無月経(または不順): 黄体ホルモン(LH)卵胞刺激ホルモン(FSH)などの
女性ホルモンの乱れから起こります。
③肥満傾向: インスリンの関与から起こります。
血糖値のコントロールがPCOSには重要になってきます。
【PCOSでは妊娠できないの?】
PCOSは排卵障害ですので、通常の方と比べれば
妊娠はしにくいのは事実です。
排卵も全くされていないのか、数か月に一回程度の
排卵であればあるのかなど、病状の差は見られます。
PCOSは、あくまで排卵障害であり、
卵子までに異常があるわけではありません。
実際海外の研究グループの発表で、
PCOSと判断に至った35歳の女性の86.7%が、
第一子の妊娠に至り、その73.6%は自然妊娠だった
というデータもあります。
【PCOSに対する鍼灸】
腹部や四肢への鍼灸後の卵巣動脈の血流量増加、
自律神経や女性ホルモンのバランス改善に関する論文・研究は、
国内・海外でも多く発表されています。
当院の鍼灸施術も、子宮・卵巣周りの血流改善、
自律神経の調整、女性ホルモンのバランスを整えることを
目的とします。
悩まずに是非ご相談ください。
これで冷え性も安心!!
つつみ鍼灸整骨院の院長 松岡です。
ご覧になっていただきありがとうございます。
今回は『これで冷え性も安心!』です。
冷え性でお悩みの方、非常に多いですね。
当院にも多くの方がご来院されております。
この冷え性、様々な疾患や病気とも繋がるんです。。。
■不妊症
■むくみ
■月経痛/不順
■頻尿
■抜け毛(脱毛)
■便秘
■不眠
■アレルギー
■うつ傾向・・・
などなどもっともっとあります。
しかも内臓の深部温度が1度下がることにより、
免疫力が約30%下がるとも言われ、体温35度が
癌細胞がもっとも増殖すると言われております!
冷え性の分類
1 末端冷え性:手足の末端からくる冷え性です。
基礎代謝量の低い瘦せ型に体型、10~30代女性に多いです。
2 内臓冷え性:食生活等の日常生活からの影響が大きく、
アレルギーや不妊症などにも直結します。
腸の蠕動運動も緩慢で熱産生に乏しく、便秘・下痢傾向があり、
それに伴い免疫力も低下傾向になります。
3 下半身冷え性:上半身は暑く、下半身のみ冷えを感じるタイプ。
中高年に多い傾向があります。
4 混合型:上記の症状が複数合わさったものです。
冷え性改善にもっとも効果のある方法は?
冷え性に対し、もっとも効果のある施術方法は、
間違いなく鍼灸+食事療法だと思います。
冷え性の症状は摂取する食事に大きな影響を受けます。
例えば
■ジャンクフードを良く食べる
ジャンクフードに使用される使いまわしされた油は、
過酸化脂質といってお腹を冷すだけでなく、
動脈硬化・血栓の原因にもなります。
■食品添加物をあまり気にしない
食品添加物の原材料は石油・虫(コチニール)・カビ(ベニコウジ色素)
・シュラック(カイガラムシの分泌液)などもあります。
特に石油系の添加物は350種以上あるといわれており(日本の食品添加物1500種:
他国は20~40種。アメリカ130種)お腹を冷します。
■冷たい物を良く摂取する
冷たい物を摂取することで胃壁が冷され、
内臓の冷えに直結します。
■薬を良く飲む
薬の多くは化学物質であるため、胃腸機能の低下に繋がります。
■甘いものが好き
精製された白糖は製造過程でミネラルやビタミンが抜かれ、
化学的に生成された【上白糖】となるためお腹の冷えに結びつきます。
黒糖はお腹を冷しません。
■お酒をよく飲む
アルコールもお腹を冷します。一時的に血流が良くなるため火照る感じが
ありますが、時間経過で冷えてきます。
特に、ビール・焼酎・ウィスキー・白ワインなどは冷す効果があるようです。
これらを気を付け根菜類中心の生活に戻し、
鍼灸で乱れた自律神経に働きかけ、
腸蠕動運動・末梢血管への血流・汗腺を正常に
戻してあげることが重要です。
冷え性が、冷え込んだ【足】だけを温めても
改善しない理由はココにあります。
是非ご相談下さいね。
つわりの原因は?
院長の松岡です。
御覧になっていただきありがとうございます。
今回は『つわり』についてです。
周知の通り、つわりは妊娠5~6週頃から
発症し、妊娠16週頃に多くは自然消失する
妊娠期のトラブルで、約50~80%の妊婦が
経験すると言われています。
主な症状としては、
悪心・吐気・食欲不振の三つですが、
他にも
嘔吐・不眠・全身倦怠感・下痢・めまい・
頭重感・腰痛・耳鳴・胃痛・胸やけ・口渇・
便秘・心悸亢進・手足のシビレ・微熱・
異味症・嗅覚過敏などがあります。
病因としては、
妊娠したことにより血中に大量分泌されるホルモンである、
絨毛性ゴナドトロピン(hcg)の影響があります。
妊娠検査薬ではこのホルモンを感知し
陰性陽性を表示しますね。
また妊娠を維持するたホルモンである
プロゲステロンの影響で、胃腸の蠕動運動低下を起こし、
胃から十二指腸への輸送時間が長くなり
、その結果引き起こされる嘔吐もみられます。
これらのつわり症状は、鍼灸治療により軽減が可能です。
妊娠により乱れた自律神経やホルモンのバランスを
整える作用があります。
流産の危険が伴うこの時期は、不安感も伴います。
ましてや以前に流産や死産を経験された方は尚更です。
悩まずに是非ご相談くださいね!
後陣痛(産後の腹痛)にお灸!
つつみ鍼灸整骨院の院長松岡です。
今日もコラムを御覧になっていただきありがとうございます。
今回は後陣痛にお灸が効果的であるという文献紹介です。
河北省保定市第二病院リハビリテーション科の高建英は、
産後の子宮が収縮する際の痛みは温灸が有効と報告しました。
対象: 同病院の50名
平均年齢: 24.6歳(20~38歳)
※痛みの程度: Ⅱ級44例、Ⅲ級6例
流産経験者: 15名
血小板全員正常
出血傾向・産科合併症なし。
治療法:産婦を仰向けで腹部に温灸(箱灸)1時間
1日1回、1クール2回
結果: 施術後24時間後は痛み消失 21例
著効(50%以上軽減) 26例
有効(20~50%軽減) 3例
無効 0例
同48時間後は症状消失 39例
著効 9例
有効 2例
無効 0例
こんなに変わるのであれば、もう我慢する必要はないですね!
※痛みの程度(疼痛分類基準)
0級: 無痛
Ⅰ級: 痛みは軽度で耐えられ睡眠に影響ない。
Ⅱ級: 痛みは中等度で耐えられず、睡眠に影響あり。
Ⅲ級: 痛みは重度で耐えられず、睡眠・食事への影響が
強く、悪心・嘔吐などを伴う。
参考文献 鍼灸柔整新聞 953号
これでもあなたはステロイドを塗りますか?
つつみ鍼灸整骨院の院長の松岡です。
ご覧になっていただきありがとうございます。
今回は
『これでもあなたはステロイドを塗りますか?』です。
そもそもステロイドとは・・・
ステロイド薬は西洋医学を代表する薬といっても過言では
無いくらい世間の方々に浸透しています。
ですが同時に、そのほとんどの方が、
それが身体に悪いという認識もお持ちと思います。
症状がつらく、改善する術を知らず、
仕方がなく使用をしている・・といった状況でしょうか。
ステロイドはそもそも「副腎皮質ホルモン」のことを言います。
副腎皮質ホルモンは腎臓の上にある副腎という臓器から、
脳からの放出ホルモンの指令のもと、
分泌されています。
ステロイドは強い炎症を鎮める作用があり、
炎症の反応がある際に、
病院でも多く利用されます。
ステロイドのワナ
ですが、ちょっとまった!
そんな便利な薬であるこのステロイド。
ざっと挙げると、こんなにも副作用が・・・
- 副腎機能低下・・・長期的に摂取により副腎の機能低下を招きます。
- 胃腸機能低下・・・胃や十二指腸に潰瘍形成されやすくなります。
腸内フローラを破壊します。
- 骨粗鬆症・・・ステロイド性骨粗鬆症といわれ、高頻度に起こります。
過去の服用歴があると、骨折リスクが2.25倍増加するそうです。
- 糖尿病・・・血糖値を下げるインスリンの働きを阻害し、高血糖になります。
- 白内障・・・長期使用により起こります。理由は不明です。
- 緑内障・・・眼球内の水の流れが阻害され、視神経に障害がでます。
- 動脈硬化・・・脂質代謝異常から血中の中性脂肪やコレステロールが高くなります。
- 精神病・・・多くは一過性ですが、精神状態の変化がみられる場合があります。
- 顔面部の肥満・・・・・脂質代謝の異常から、顔、首周りの脂肪が厚くなり、
四肢の脂肪は薄くなります。
- 感染症・・・免疫を司る白血球の機能低下を招きます。
すごくないですか?・・・
こんなにも副作用が多いにも関わらず、
安易に使用して良いのでしょうか。。。
炎症反応は、
創傷の治癒にとって当然必要なものです。
それを科学の力で無理に炎症だけを止めても、
当然様々な弊害がでるんです。
ではステロイドを含まないもの、いわゆる「非ステロイド」なら良いのか?
以降は次回のコラムで(^^)/