こんにちは。つつみ鍼灸整骨院の院長 松岡です。
ブログをご覧になっていただきありがとうございます。
今回は・・・
脳の炎症によるうつ病を鍼が改善させる、
という、ちょっと難しそうな論文紹介です。
正式論文名は
『ラットにおけるうつ病の慢性ストレスモデルに対する
鍼の抗炎症作用の可能性』
なんてめちゃ長いです。
中国の研究グループによって2016年2月、
Neuroscience Letters誌に報告されました。
うつ病のラットに対し鍼が脳内の海馬や前頭野に
作用し、炎症性サイトカインの発現を抑制、
結果血中サイトカイン濃度も抑制、ラットのうつ病様
症状を抑制したという内容です。
かなり省略しましたが、細かくグループ分けをして
研究された論文です。
このことは、
鍼が抗うつ薬と同様の作用が期待できる
ということです。
ストレス社会の影響で、うつ症状の方は、年々増加している
そうです。
副作用のない鍼灸で、ストレスのない体にしましょう!