つつみ鍼灸整骨院の院長の松岡です。
ご覧になっていただきありがとうございます。
今回は『うつ病』についてです。
うつ病の人は 人と言われ、
症状としては、
●不眠●不安●イライラ●倦怠感●混乱
等を引き起こします。
ある研究機関でこんな研究が発表されました。
従業員1000人以上の大手企業など35社の社員で
2002年4月からの6年間にうつ病で休暇を取得し、
職場復帰した社員540人を追跡調査した。
対象者は男性455人、女性85人で、
平均年齢は41.7歳だった。
調査結果によると、職場復帰から6ヶ月時点で、
全体の19.3%が再びうつ病を発症し、病休を取得していた。
その後の病休の再取得者を単純に合計していくと、
復帰から1年時点で28.3%、2年で37.7%、3年で42.0%となり、
5年では47.1%に達した。
病休した期間を調べると、
1回目は平均107日だったのに対し、
2回目は157日と約1.5倍長くなっていた。
(医道の日本社2017年6月号より抜粋)
日本のGNPに関わる大変なことです。
うつ病になる原因として考えられているのが、
【セロトニン】です。
別名『幸せホルモン』とも言われるこのホルモンは、
その多くが実は腸管に存在します(約90%)
ですからお腹の調子も重要です。
また、実際心療内科のお薬の中には、
セロトニンが含まれていることがあります。
このセロトニンは、前頭前野でのシナプス形成が多く、
前頭前野が思考や意欲的行動、計画的行動などに
関係が深いため、当然欠乏により意欲自体が無くなり、
うつ病がしやすくなるわけです。
ではどうすれば良いのか?
①セロトニンの前駆物質であるトリプトファンを増やすこと。
トリプトファンは魚・豆腐・卵などや、豆類、バナナなどにも
多く含まれます。これらを多く摂取し、
尚且つ良好な腸内環境が保たれ(重要デス)
葉酸やビタミンB6、Cの手助けを借りることによって生成促進されます。
②鍼灸
鍼灸は、うつ症状に有効です。
鍼灸施術により血中のセロトニンの濃度が、
122%上昇するという研究データや、
脳波に及ぼす鍼刺激の効果 脳波学的研究では、
心地よいと感じられる鍼刺激(鍼通電刺激も含む)を行うと、
大脳皮質全体からα帯域の脳波(diffuse α)が現れることが
分かっています。
このような脳波は精神的にリラックスしたときに見られます。
このことは、うつ病の方には重要です。
【うつに有効とされるツボ】
うつに有効なツボはココ!
《四神総 ししんそう》
ここは効きますね。
もちろん通常はこのツボだけではなく、
他にもある心療系疾患のツボを併用しておこなうのですが、
ココのツボを入れると違います。
何年も何十年もかかった、うつ症状が軽快するケースも
あります。
手での刺激レベルでは効果は期待できないので、
鍼灸院で施術していただく必要があると思います。
【まとめ】
うつ病は15人に1人は生涯に一度はなると言われ、
厚生労働省平成26年の調査によると、
医療機関に受診したうつ病・躁うつ病の総患者数は、
112万に達するようです。
その方々が少しでも症状が軽減し、
一刻も早く、つらさから解放されることを望みます。
お悩みの方は是非、無料相談にてご相談下さい♪