つつみ鍼灸整骨院の院長 松岡です。
御覧になっていただきありがとうございます。
今回は
『40代で産める女性、20代で産めない女性・・・違いって?!』
です。
日本は今世界的に見ても不妊大国。
カップルの7組に1組は不妊症といわれています。
そのなかでも若い女性でも子宝に恵まれず、
高齢でも何人も出産される女性がいらっしゃいます。
その違いは何なんでしょうか?
なぜ年齢があがると妊娠率が下がるのか?
一般的に35歳をピークに女性の妊娠率は低下すると言われています。
その理由としては
①排卵される卵子の数の減少
②卵子の老化
が挙げられます。
①『排卵される卵子の減少』
女性は出生時には約200万個あった原子卵胞は、
思春期には約20万個まで減少します。
そして閉経までに排卵される卵子の数は、
約400個程度。
約一回の月経により数百から千個の原子卵胞が減少
する計算になります。
②『卵子の老化』
卵子の基となる幹細胞自体が老化し変性する『変性卵』や、
空洞化する『空胞卵』ができやすくなったりします。
また、幹細胞のミトコンドリアが減少、
細胞膜が硬くなる、核に傷が付くなどの問題が出現、
この幹細胞からできた卵子は当然、
排卵・受精・着床に障害をきたします。
20代で産めない女性
20代の女性は通常であれば卵巣の力もあり、
妊娠率も高いはずです。
でも、それでも妊娠できないのであれば、
まず以下の問題が考えられます。
①過度なダイエット:若い女性に多い、過度のダイエットは、
ホルモンや自律神経の乱れを引き起こします。
②冷え性:お腹や足の冷えは大敵です。足湯や腹巻も当然良いのですが、
お腹のコア(深部)から血流を改善しなければなりません。
この場合は鍼灸が一番効果的です。
③甘いものを過度に摂取:甘いもの(特に白糖)はお腹を冷します。
白糖は原材料であるサトウキビから苛性ソーダや、硫酸などを加え、
精白した科学的なものです。
ミネラルやビタミンを壊し、アレルギー、老化助長、イライラ・・・など
様々な弊害をもたらすと言われております。
④月経異常:月経の異常は女性ホルモンの乱れや排卵に直結しますので、
当然不妊症状には大問題です。
でも、あきらめないでください!
鍼灸治療は20代女性~40代女性までの不妊の原因になる、
ストレス、ホルモンバランスの乱れ、冷え、卵子の老化防止などに有効です。
鍼を腹部に刺激することにより、
卵巣動脈、子宮動脈の血流が増大したという研究や、
西洋医学的不妊治療と鍼灸を併用すると、
妊娠率が65%も上昇するという研究データーがあります。
まだ、あきらめないでください!
御相談お待ちしております。 松岡