つつみ鍼灸整骨院BLOG

2018.03.21

後陣痛(産後の腹痛)にお灸!

つつみ鍼灸整骨院の院長松岡です。

 

今日もコラムを御覧になっていただきありがとうございます。

 

今回は後陣痛にお灸が効果的であるという文献紹介です。

 

河北省保定市第二病院リハビリテーション科の高建英は、

産後の子宮が収縮する際の痛みは温灸が有効と報告しました。

 

対象: 同病院の50名

平均年齢: 24.6歳(20~38歳)

※痛みの程度: Ⅱ級44例、Ⅲ級6例

流産経験者: 15名

血小板全員正常

出血傾向・産科合併症なし。

治療法:産婦を仰向けで腹部に温灸(箱灸)1時間

1日1回、1クール2回

 

結果: 施術後24時間後は痛み消失   21例

著効(50%以上軽減)         26例

有効(20~50%軽減)          3例

無効                 0例

 

同48時間後は症状消失        39例

著効                9例

有効                2例

無効                0例

 

こんなに変わるのであれば、もう我慢する必要はないですね!

 

※痛みの程度(疼痛分類基準)

0級: 無痛

Ⅰ級: 痛みは軽度で耐えられ睡眠に影響ない。

Ⅱ級: 痛みは中等度で耐えられず、睡眠に影響あり。

Ⅲ級: 痛みは重度で耐えられず、睡眠・食事への影響が

強く、悪心・嘔吐などを伴う。

 

 

参考文献 鍼灸柔整新聞 953号

BLOG 患者様の声 Facebook 巻爪治療