つつみ鍼灸整骨院の院長の松岡です。
ご覧になっていただきありがとうございます。
今回は
『これでもあなたはステロイドを塗りますか?』です。
そもそもステロイドとは・・・
ステロイド薬は西洋医学を代表する薬といっても過言では
無いくらい世間の方々に浸透しています。
ですが同時に、そのほとんどの方が、
それが身体に悪いという認識もお持ちと思います。
症状がつらく、改善する術を知らず、
仕方がなく使用をしている・・といった状況でしょうか。
ステロイドはそもそも「副腎皮質ホルモン」のことを言います。
副腎皮質ホルモンは腎臓の上にある副腎という臓器から、
脳からの放出ホルモンの指令のもと、
分泌されています。
ステロイドは強い炎症を鎮める作用があり、
炎症の反応がある際に、
病院でも多く利用されます。
ステロイドのワナ
ですが、ちょっとまった!
そんな便利な薬であるこのステロイド。
ざっと挙げると、こんなにも副作用が・・・
- 副腎機能低下・・・長期的に摂取により副腎の機能低下を招きます。
- 胃腸機能低下・・・胃や十二指腸に潰瘍形成されやすくなります。
腸内フローラを破壊します。
- 骨粗鬆症・・・ステロイド性骨粗鬆症といわれ、高頻度に起こります。
過去の服用歴があると、骨折リスクが2.25倍増加するそうです。
- 糖尿病・・・血糖値を下げるインスリンの働きを阻害し、高血糖になります。
- 白内障・・・長期使用により起こります。理由は不明です。
- 緑内障・・・眼球内の水の流れが阻害され、視神経に障害がでます。
- 動脈硬化・・・脂質代謝異常から血中の中性脂肪やコレステロールが高くなります。
- 精神病・・・多くは一過性ですが、精神状態の変化がみられる場合があります。
- 顔面部の肥満・・・・・脂質代謝の異常から、顔、首周りの脂肪が厚くなり、
四肢の脂肪は薄くなります。
- 感染症・・・免疫を司る白血球の機能低下を招きます。
すごくないですか?・・・
こんなにも副作用が多いにも関わらず、
安易に使用して良いのでしょうか。。。
炎症反応は、
創傷の治癒にとって当然必要なものです。
それを科学の力で無理に炎症だけを止めても、
当然様々な弊害がでるんです。
ではステロイドを含まないもの、いわゆる「非ステロイド」なら良いのか?
以降は次回のコラムで(^^)/