つつみ鍼灸整骨院BLOG

2018.03.21

関節に水が溜まった時はコレ!

つつみ鍼灸整骨院の院長 松岡です。
ご覧になっていただきありがとうございます。
今回は『関節に水が溜まった時はコレ!』です。
関節に水が溜まる・・なんてよく聞きますよね。
水は正確には『関節液』っていいます。
ヒアルロン酸を含む液で色は透黄、粘性があります。
身体の至る所の関節は全て一つの袋(関節包)に
包まれています。
その関節包の内側の膜(滑膜)から分泌・吸収され、
通常は一定量(1~3ml)を保持します。
では、なぜ関節に水が過剰に溜まるのか?
それは滑膜の慢性的な炎症を起こしているからです。
ですから、関節の中の水を抜いて(プンク)も、
その滑膜の炎症は当然治まらないので、
何ヶ月も何年も繰り返すワケです・・・
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これを世間の方は『癖になる』と言いますね。
でも、実は癖になっているわけではなく、
原因が解消されていない・・・ただそれだけなんです。
他にも例えば、
水では無く、外傷などでも関節腔に血が溜まり
膝が腫れることがあります。
その場合の多くは時間経過で自然吸収されます。
ですが変形性関節症の水腫の場合は別です。
一番いいのはやはり鍼灸です。
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鍼を皮膚に刺すことにより、
脳内からβ―エンドルフィンが分泌されます。
この物質はモルヒネの約6.5倍の鎮痛作用があると
言われております。
その鍼を膝関節周囲と水分代謝を促すツボに刺鍼、
これにお灸を加えて施術します。
滑膜の炎症のも少しづつ軽減し、
水腫も無くなっていきます。
お悩みの方、是非御相談くださいね。
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