■女性らしさに大きく関与するホルモンは?!
つつみ鍼灸整骨院の院長の松岡です。
御覧になっていただきありがとうございます。
今回は『女性らしさに大きく関与するホルモンは?!』です。
まず、代表的なものにエストロゲンとプロゲステロンがあります。
■エストロゲン(卵胞ホルモン)
月経周期の後半から排卵前にかけて、
ホルモン分泌されます。
基礎体温は低温を保ちます。
女性らしさの象徴的ホルモンで、
子宮内膜を厚くします。
閉経後の女性で骨粗鬆症が増えるのは、
このホルモンの関与です。
副甲状腺から分泌され、
骨の吸収を促進するパラトルモンの分泌を抑制、
同じく甲状腺の傍濾胞細胞から分泌されるカルシトニンの
分泌を促進する作用があります。
ザクロや大豆などを摂取すると良いようですね!
生活や食生活、睡眠など、規則正しい生活リズムを
送ることは、正常なホルモン分泌には欠かせません。
また、無理なダイエットも月経周期の乱れにつながります。
■プロゲステロン(黄体ホルモン)
排卵された後から次の月経まで分泌されます。
脳の体温中枢に作用し、基礎体温は高温を保ちます。
子宮内膜をふかふかにして妊娠しやすい状態にし、
妊娠後は妊娠状態の保持のために働きます。
エストロゲンの濃度を調節、作用を抑制する役割があり、
乳がんの予防にもなります。
また、濃度の低下はPMS(月経前症候群)、乳がん、
良性乳腺疾患、子宮内膜症、子宮筋腫などの症状の
進行を促進すると言われています。
・月経周期が極端に短い
・子宮内膜の厚さが足りない
・高温期が10日未満
・高温相(高温になって7日目くらい)での値が10ng/ml未満
の場合はプロゲステロン分泌が不足しています。
アーモンド、イクラ、コーン油、小麦麦芽などビタミンEを
多く含んだ食物を意識的に摂取するといいと言われています。
■鍼灸によるアプローチ
女性ホルモンのコントロールには自律神経の関与も
大きく、鍼灸はその乱れた自律神経の改善に効果的
であることは、世界中の論文でも数多く発表されています。
当院では、自律神経の状態を自律神経測定器(NSV)にて計測、
定期的に変化を観察しながら施術を行なっていきます。
■まとめ
女性らしい生活を営む上で、女性ホルモンは重要な働きが
ありますね。
いつまでも若々しくあり、また妊娠出産という人生における
大仕事を成し遂げるためには、この女性が御自分の身体の
状態をきちんと把握する必要があると思います。
お悩みの方は是非ご相談ください。