郡山市のつつみ鍼灸整骨院です。
「耳鳴りで夜眠れない」「病院では異常なしと言われた」「何年もこの音と付き合っている」——そうしたお悩みをお持ちの方が、当院にも多くいらっしゃいます。
今回は、なぜ鍼灸が耳鳴りに対してアプローチできるのか、東洋医学・現代医学の両面から詳しく解説します。「耳鳴りに鍼灸?」と疑問に思っている方にこそ、読んでいただきたい内容です。
■ 耳鳴りと自律神経・血流の深い関係
耳の中にある「内耳」は、非常に細い毛細血管と有毛細胞で構成されています。この繊細な器官は、血流の変化やストレスによる自律神経の乱れに敏感に反応します。
自律神経が乱れると、内耳への血液供給が低下し、有毛細胞が正常に機能しなくなります。この状態が続くと、脳が「音がない」という状態を異常と捉え、自ら音を生成しようとする——それが耳鳴りのメカニズムのひとつです。
また、首・肩の筋緊張が強い方は、椎骨動脈や後頭下筋群への圧迫を通じて内耳への血流がさらに制限されやすく、耳鳴りが悪化しやすい傾向があります。
■ 東洋医学が考える耳鳴りの3つのタイプ
東洋医学では耳鳴りを「耳だけの症状」として切り離さず、体全体の気血水のバランスの乱れとして捉えます。代表的な3つのタイプをご紹介します。
【腎虚(じんきょ)タイプ】
加齢・過労・慢性的な睡眠不足によって腎精(じんせい)が消耗した状態。耳は「腎の窮(きわ)」と呼ばれ、腎の働きと直結しています。症状として、低音性の耳鳴り・腰のだるさ・疲れやすさ・夜間頻尿などを伴うことが多いです。使用するツボ:太谿(KI3)・腎兪(BL23)・復溜(KI7)など。
【肝気上逆(かんきじょうぎゃく)タイプ】
ストレス・怒り・感情の抑圧によって肝の気が上昇した状態。頭部への気血の偏りが生じ、高音性のキーンという耳鳴り・頭痛・目の充血・肩こりなどを伴います。使用するツボ:太衝(LR3)・行間(LR2)・風池(GB20)など。
【痰湿(たんしつ)タイプ】
胃腸の働きが低下し、体内に余分な水分・老廃物(痰湿)が蓄積した状態。低音でゴォーという耳鳴り・めまい・頭重感・食欲不振などを伴います。使用するツボ:足三里(ST36)・豊隆(ST40)・中渚(TE3)など。
このように、同じ「耳鳴り」でも体質によって施術のアプローチがまったく異なります。
■ 鍼灸で期待できる4つの作用
鍼灸が耳鳴りに対して働きかける経路は、主に以下の4つです。
1. 内耳・頭部への血流改善
鍼刺激は末梢血管を拡張させ、内耳への血液供給を改善します。特に風池(GB20)・完骨(GB12)・翳風(TE17)など、耳周辺の経穴への刺鍼は、椎骨動脈系の血流を高め、有毛細胞の機能回復を促す可能性があります。
2. 自律神経の調整
鍼灸の最も重要な作用のひとつが、自律神経の調整です。副交感神経を優位にすることで、内耳の血管拡張・筋緊張の緩和・ストレスホルモンの低下が連鎖的に起こります。
3. 首・肩の筋緊張の解放
胸鎖乳突筋・後頭下筋群・僧帽筋の過緊張を鍼でリリースすることで、内耳への物理的な圧迫を取り除き、血流を回復させます。耳鳴りと首こりを同時に抱えている方に特に有効なアプローチです。
4. 中枢神経レベルでの鎮静
慢性的な耳鳴りでは、脳の感覚処理に過敏化が生じていることがあります。鍼灸による全身のリラクゼーションとβ-エンドルフィン分泌は、この過敏化を緩和する可能性が示唆されています。
■ 当院での耳鳴り施術の流れ
初診時には、問診にて耳鳴りの音質(高音・低音)・発症時期・増悪因子(疲労・ストレス・気候)・随伴症状(めまい・肩こり・睡眠障害など)を詳しく確認します。
東洋医学的な四診(望・聞・問・切)によって体質を判断したうえで、体質に応じた経穴の選定・施術プランをご提案します。
週1〜2回の通院を目安に、経過を確認しながら施術内容を調整していきます。
■ こんな方に、ぜひ一度ご相談ください
・病院で「異常なし」と言われたが耳鳴りが続いている
・ストレスや疲れが溜まると耳鳴りが強くなる
・首こり・肩こりと耳鳴りが同時にある
・めまいも一緒に起こることがある
・薬以外のアプローチで体質から改善したい
体の内側から整えることで、その音が少しずつ遠ざかっていく——
当院では、耳鳴りでお悩みの方を全力でサポートします。まずはお気軽にご相談ください。
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つつみ鍼灸整骨院
福島県郡山市堤3-156
自律神経調整療法・美容鍼・子宝鍼灸
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