つつみ鍼灸整骨院の院長松岡です。
今回は手術後の後遺症への鍼灸治療の有効性についてです。
手術後の後遺症の患者様は、意外と多く御来院されています。
今までの患者様だけでも、骨折等の手術後遺症による感覚鈍麻・シビレ、関節部の拘縮、可動域の制限、子宮・卵巣摘出後の下腹部の鈍痛、痛み、違和感。胃・胆のう摘出後の右上腹部周囲の痛み、違和感など・・・とても効果的です。年数経過されたものも、全く変化のないということは無いと思います。
鍼灸の効果は、多岐に渡るのですが、自律神経調整、血流改やホルモンバランスの改善の他、脳内鎮痛物質の放出促進効果等があげられ、エンケファリン、βエンドルフィンという「脳内モルヒネ」とも言われる物質がそれにあたります。これらの物資が鍼の刺激により脳内から放出されることによって、身体にある痛みや違和感が軽減されるのです。
ちなみにエンケファリンやβエンドルフィンはモルヒネの約6.5倍の鎮痛効果があるとも言われています。すごいですよね!実際、私も末期ガンの患者様も今まで何人も担当したこともあるのですが、鍼灸施術前はやっと歩いていた方も、施術後は全く痛み無く歩けるようになったというケースも珍しくないです。鍼灸は凄いですね!!
お悩みの方は、是非ご相談下さいね(^^♪