つつみ鍼灸整骨院BLOG

2020.07.09

腰部脊柱管狭窄症に有効な方法は?

つつみ鍼灸整骨院の院長の松岡です。

今回は腰部脊柱管狭窄症についてです。

腰部脊柱管狭窄症は、50代から70代以上の方に多くみられる腰の加齢性疾患で近年とても増えています。背骨の「脊髄」が通る、脊柱管という穴が変形などの原因で狭くなり、神経(馬尾神経や神経根)が障害され、それに伴い足や腰の痛み、排尿障害、陰部周囲の灼熱感、間歇性跛跛行(かんけつせいはこう:数百メートル、ひどい方は数十メートル程度歩くと下肢の痛みのために歩行不能になり、休むと痛みが軽減するが、また歩くと再び下肢に痛みがでて歩行困難になる)などが症状としてでます。

当院にも多くの患者様がご来院されています。そもそもの原因としましては、加齢による骨の変形です。背骨の椎体がくさび状に変形し、それに伴い脊柱管のトンネルが狭くなり、その狭くなったトンネルの中を通る脊髄が圧迫され、腰や足に痛み、シビレ症状を出すワケです。

では、どうすればいいのか?

もちろん一度変形してしまった背骨を元の形に戻すのは不可能です。ですが、不良姿勢を助長している筋、主に骨盤帯周囲の筋(腸腰筋、大腿筋膜張筋、大腿四頭筋、大内転筋など)の短縮や緊張を緩めることによって、骨盤帯の前傾の姿勢を改善し、脊柱管のトンネルの狭窄を減少させることは、当院の鍼灸施術によっても可能です。腰部脊柱管狭窄症でお悩みの多くの方は、不良姿勢や骨量の減少による椎体の変形によって姿勢自体が悪くなっていますから、姿勢自体が改善すれば、下肢の痛みやシビレなどの症状は、現在よりも軽減する可能性はあります。

是非ご相談いただければと思います。

 

 

 

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