アトピーの原因物質ペリオスチンとは?!
こんにちは。つつみ鍼灸整骨院の院長 松岡です。
今日もブログをご覧になっていただきありがとうございます。
アトピー性皮膚炎、多く御来院されております。
周知の通り、難治性疾患です。
当院に御来院の患者様の多くも、
何年も何年も皮膚科に通院され、
それでも治らなかった方ばかりです。
そんな方に朗報です。
アトピー性皮膚炎の慢性化原因が近年解明されました。
『ペリオスチン』というタンパク質が関与しているそうです。
ペリオスチンは皮膚炎ににかかわるタンパク質である、
『インターロイキン13』『インターロイキン4』から刺激を受けた
皮膚内部細胞から生成されるタンパク質です。
ペリオスチンと、その受容体であるインテグリンとの
結合を阻害する抗体を投与すると、
アトピー発症のマウスの症状が抑えられることが解りました。
しかも副作用は当然ステロイドよりも軽い。
これがアトピー性皮膚炎でお悩みの方にとって、
希望の光になることを望みます。
こちらもまだまだ知られてはいませんが、
当院でのアレルギー専門の鍼灸治療もおススメです。
アレルギー体質の方は、免疫システム(特に腸管免疫)の
異常がみられます。
鍼灸の効果の特徴は、自律神経の改善に関して、
西洋医学よりも優れているということです。
腸管の蠕動運動は自律神経によってコントロールされています。
当院のアトピー性皮膚炎のアレルギー専門鍼灸施術は、
この乱れた免疫システムの改善のために、
自律神経、胃腸の消化機能、冷えなどに
アプローチし、免疫システムを改善します。
お悩みの方は是非、ご相談ください。
つつみ鍼灸整骨院
つらい花粉症に有効なツボはココ!②
つつみ鍼灸整骨院の院長の松岡です。
ご覧になっていただきありがとうございます。
今回も前回と引き続き『花粉症に有効なツボはココ!②』です。
花粉症でお悩みの方は年々増えているそうです。
もう立派な国民病ですね。
一説によると、花粉症による経済損失は、
マスク・薬やサプリメント等の購入による特需639億円に対して、
なんと・・・・
損失が7549億円!!!
これは大変なことです!
そんな国民的問題である花粉症の症状を和らげるツボのご紹介です。
前回、鼻水・鼻づまりのツボ『上星:じょうせい』
同じく鼻の通りを良くするツボ『迎香:げいこう』
アレルギー体質を改善するツボ『合谷:ごうこく』
の三つのツボをご紹介しました。
今回ご紹介するのは・・・・
腸管免疫を整えるツボ
【中脘:ちゅうかん】
このツボは場所的にそのまんまですが、
胃腸の症状に効きます。
花粉症やアトピー、蕁麻疹、アレルギー性鼻炎などは
胃腸の免疫システム、
いわゆる腸管免疫と大きな関わりがあります。
腸管免疫とは主に小腸パイエル板に存在する腸内細菌叢(腸内フローラ)
のことです。
腸内細菌叢は
善玉菌2
日和見菌7
悪玉菌1
くらいの比率で存在しますが(食事内容などでも変化しますが・・)
肉食を中心とした食事を摂取した際などは、
一時的に腸内腐敗が進み悪玉菌優勢にはなりますが、
通常は正常くらいには菌のバランスは整うのですが、
花粉症をはじめとしたアレルギー症状の方は、
悪玉菌の比率が明らかに高くなっているという論文があります。
それに対し、良質のビフィズス菌・乳酸菌を摂取すると良いと言われています。
ビフィズス菌・乳酸菌も種類があり、
人それぞれに腸内細菌バランスも違うので、
良質のビフィズス菌を多種摂取すること
(ビフィズス菌BB536、乳酸菌L-92、KW乳酸菌、L-55 etc)
が効果的と論文発表があります。
良質なビフィズス菌・乳酸菌の摂取と鍼灸で
身体の中からアレルギー体質を改善しましょう!
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当院での花粉症対応鍼灸
クーポン利用にて
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ぜひご相談下さい♪
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つつみ鍼灸整骨院
椎間板症って?
院長の松岡です。
ご覧になっていただきありがとうございます。今回は『椎間板症』についてです。
『椎間板ヘルニア』は、多くの方が耳にすると思いますが、椎間板症というと一般の方はなかなかパッとしないかもしれません。
しかし、臨床上は結構多く、なかなか取れない腰痛、首の痛みの原因が結構これだったりもします。
椎間板の構造
まず、椎間板の構造について説明をいたします。椎間板は背骨(椎骨)の間にあるクッションで、バームクーヘン状の『繊維輪』と、その中にあり、ゼリー状の『髄核』といわれる組織からなります。これらはいわゆるボールベアリングの様な役目をし、その働きにより頸椎・胸椎・腰椎の可動性が確保されます。(骨の構造上の可動域や制限はありますが)
椎間板自体は水分を含む組織です。人間の水分は成人の方で約60%と言われております。その水分は20歳頃をピークに少しづつ減少します。椎間板自体の水分も当然減少し、それにより繊維輪に亀裂などの退行変性が起こります。繊維輪は前方よりも後方繊維の方が構造上薄く、連結も粗くなっています。髄核の脱出が後外方や後方になる原因のひとつがこれです。
椎間板症とは
椎間板症は簡単に言うと、椎間板ヘルニアの一歩手前です。神経根症状といわれる上肢・下肢へのシビレ・鈍痛などは
軽度症状であれば出現しません。
当院にご来院され、椎間板症の診断をした患者様のほとんどが、椎間板性の痛みとは想像しておらず、結果に驚かれますが、何回も接骨院やマッサージ院、整体の類の施術をうけても良くならなく、シビレなどはなく、首や腰だけが角度や動きによってズキン・もしくはチクンと痛みが走る場合は、この症状を疑ってもよいと思います。
この場合、痛みの原因は、繊維輪周囲に分布する神経であり、鍼灸の場合、アプローチには多少のテクニックを要します。
ですが、痛みは激減します。
お悩みの方は是非ともご相談下さいませ(^^♪
妊娠率をあげるには?
後悔しないムチウチの治し方!
つつみ鍼灸整骨院の院長の松岡です。
ご覧になっていただきありがとうございます。
今回はムチウチ治療についてです。
交通事故は平成27年で約53万件発生し、
毎年多くの方が負傷されています。
その事故による負傷症状の1つとして、
ムチウチはとても多く、
最初の治療がとても肝心と言われています。
- 事故後はまずどうしたら良いか?
まずは大きな症状が無くても、
念のため病院に行き、
検査を受けましょう。
事故直後は興奮状態にあり、
自律神経も乱れ、
症状が現れないケースも多くあります。
事故直後には大丈夫であっても、
1週間程度は経過観察が必要です。
必ず病院に行き、
つらい症状をしっかりと訴え、
診断書を記入してもらいましょう。
- ムチウチの原因は?
ムチウチの原因は、
衝突による急激な頸椎の前後、
または左右の動きの強制による、
深部の軟部組織損傷です。
頸椎は非常に可動性の大きい関節の
連結からなるので、
その衝撃により、鞭のような可動域強制力が働き、
頸椎周囲の軟部組織(筋肉・靭帯・関節包・神経など)
を損傷します。
- ムチウチ症状はレントゲンには写らない!
ムチウチで実際損傷を受けるのは、
骨ではないことがほとんどです。
実際に損傷をうけることの多い
筋肉・靭帯・関節包・・・
いずれもレントゲンには写りません。
まれに骨折などを伴うケースもみられますが、
9割以上といっても良いくらい大部分は
レントゲンには写らない軟部組織損傷です。
じゃあ何で?・・・と思われるかも知れませんが、
代わりにMRIやエコーなどで精査した所で、
ムチウチなどの微小損傷も見つけにくいですし、
画像上で異常所見を出すのは、
なかなか困難と思います。
どっちにしても写りにくい症状なので仕方がない
といえば仕方がないのかもしれません。
- めまい・吐き気・シビレの原因は?
事故直後に起こることが多い症状の1つに
「めまい」「吐き気」「シビレ」などがあります。
これらは、一過性のことが多く、事故後の
1~2時間程度で収まることが多いですが、
中には長期に及ぶケースも見られます。
これらの症状の原因は、
自律神経の一過性の乱れからきます。
なかでも特に見落とされがちなのが、「シビレ」です。
事故後の手足のシビレなどというと、頸椎や腰椎
からの神経痛と診断されることがほとんどです。
実際、そういったケースもあるのですが、
牽引治療でいくら牽引しても改善しない・・・
シビレの薬を服用しても全く変わらない・・・
などというケースは、もしかしたら自律神経の
異常からくるものかもしれません。
実際、当院でも事故後のずっと取れなかった
両手足のシビレが自律神経の興奮性を抑えるツボを
鍼で刺激をして軽快したケースもあります。
当院では、こういった症状には鍼灸、
又はスーパーライザーによる星状神経節近傍照射療法を
おススメしています。
- 後遺症を残さないために・・・
後遺症を残さないためには、その症状に適した施術が
きちんとおこなわれている必要があると思います。
簡易的な電気療法やお薬やシップなどでも
軽快治癒に至るケースはもちろん多くあります。
ですが、残念なことに後遺症として悩まれている
方も多くいらっしゃると思います。
交通事故での被害者の方は、自賠責保険により
自由に施術を受ける権利が保障されています。
それは、保険会社などに「ここはダメだ」とか
「ここに行きなさい」などと強制されるものでは
ありません。
事故の患者様は、ある程度の治療期間が
決められています。
その期間にしっかり治療を受けて、大切な
ご自分のお身体に後遺症を残すことのないように、
納得のいく事故治療を選択することをおススメします。
コラーゲン、塗って若返りってあるの?
坐骨神経痛の原因と治療法は!?
つつみ鍼灸整骨院の院長松岡です。
ブログを御覧になっていただきありがとうございます。
今回は『坐骨神経痛』についてです。
坐骨神経痛、とても多くの患者様がご来院されています。
坐骨神経痛は、
字のまんまですが、何かの原因により
坐骨神経が障害を受け、
その結果、シビレや下肢の鈍痛、歩行障害
などの神経痛症状が出現している状態をいいます。
あくまで症状名であって、病名ではありません。
坐骨神経痛をおこす疾患としては
腰部椎間板ヘルニア
腰椎すべり症
腰部脊柱管狭窄症
梨状筋症候群
などがあげられます。
上の図でいう繊維輪と髄核を合わせて
『椎間板』といいます。
一番多い椎間板ヘルニアは
繊維輪の中の髄核が、変性や外力等により
脱出(herniation)し、神経根を刺激、
痛みシビレを発している状態をいいます。
神経支配領域(臀部や大腿部後面、
下腿部外側周囲の鈍い痛み、
足趾へのシビレ)に出現し、
髄核の遊動性がみられる若年層ほど
症状も比較的強く出現します。
またherniaの初期段階では起き上がり時などに
強く痛みがでる傾向があります。
また、椎間板ヘルニアになる手前の、
下肢のシビレ、痛みなどの症状のないものを
『椎間板症』といいます。
椎間板の損傷や変性の程度により、
体幹の動きで痛み(鋭痛)が出現しますが、
一般的に下肢への放散痛やシビレまでは
ないことが多く、病院などで行う下肢挙上
テスト(SLR)も陰性であることが多いです。
椎間板ヘルニアも椎間板症も保存療法(鍼灸や
マッサージ、牽引療法など)で、そのほとんどが
改善できます。
膀胱直腸障害(尿が出にくい等)や患側の
下肢の筋肉の萎縮(筋力低下)が著明な場合、
立ち上がりの痛みが激しい場合は手術適応
になりますが、ごく一部です。
脊柱管狭窄症は
【神経根型】【馬尾型】【混合型】があります。
脊柱管が様々な原因で狭くなり、
中にある脊髄が圧迫され歩行障害(間歇性跛行)を
起こしたり、片足のシビレ・痛み(神経根型)や、
両下肢の痛み、排尿・排便障害(馬尾型)を伴うことも
あります。
最近ご高齢の方を中心に非常に増えています。
腰椎すべり症は
腰椎が前方(多い)や後方にずれてしまい(すべり)、
神経を刺激し下肢にシビレを伴います。
腰椎分離症の方は腰椎の構造的に不安定になって
しまうため、すべり症に非常に移行しやすくなります。
正常立位において、腰椎の伸展(反り)が強い方が
非常に多いです。
梨状筋症候群は
おしりにある梨状筋に下層を走行する坐骨神経が
絞扼(はさまれ)されて下肢にシビレや痛みを発症します。
比較的この梨状筋症候群は稀です。
上記症状によって引き起こされる坐骨神経痛、
シビレを伴うことが多いので、
病院ではよくビタミンB系のお薬を処方されることが多いです。
確かに末梢神経の修復にビタミンBは多少の
効果はあるですが・・・・
実際のところは・・・・う~んといった感じの患者様が
多いです(非常に)
私も整形勤務していたので、うちのDrもシビレといえば、
このB系の薬(薬品名は言いません・・)を処方していました。
正直ほとんど変わりませんね。
結局は
症状の根源(椎間板や脊柱周囲)にアプローチしなきゃダメなんです。
当院の方針としては、ヘルニアか狭窄症か梨状筋か
によってアプローチが全く変わってしまうのですが、
細かい鑑別診断の上、原因組織の近傍や、
脊髄洞神経(痛みを発する神経)刺鍼をして
痛みの根源にアプローチします。
鍼の効果は国内、海外の様々な論文・研究により
発表されております。
また鍼灸治療は即効性がありますので、
神経痛などの苦しい痛みも、
比較的早期に改善されることが多いです。
お悩みの方、ぜひご相談ください。
関節に水が溜まった時はコレ!
正しいアトピー性皮膚炎の治し方②
つつみ鍼灸整骨院の院長 松岡です。
今日も御覧になっていただきありがとうございます。
今回は『正しいアトピー性皮膚炎の治し方②』です。
前回も説明しましたが、
アトピー性皮膚炎は
『アレルギー体質』という体質そのものの問題であって、
皮膚にお薬を塗ったところで治りません(断言します)
主な原因は、『腸管免疫』です。
この免疫システムは人間自体がもっている免疫の
約65%を占めると言われています。
では、どのようにすれば、改善するのか・・・
【食品添加物を多く含む食物は極力控える。】
日本は世界的に見ても、
ずば抜けて食品添加物が多い国と言われ、
28年段階で約1,500種を超えています。
ちなみに
アメリカでは140種、
ドイツ64種、
フランス32種
イギリスにいたっては14種。。
他国では不認可、
でも唯一日本だけ認可なんてものも・・・
また、今まで認可されていたものが、
健康被害があって初めて不認可となったものも
沢山あるようです。
フリルフラマイドという合成保存料も、
普通に使用されていましたが、
その発がん性により1974年に不認可。
防カビ剤であるオルトフェニルフェノールも
睾丸肥大・肝機能障害を引き起こし不認可。
他にもあるようです。
今これだけ流通している食品添加物を完全に
避けることはもはや不可能と思います。
でも、せめて過剰摂取は当然のこと
極力摂取しない努力はしたいものです。
院長 松岡
正しいアトピー性皮膚炎の治し方①
院長の松岡です。
御覧になっていただきありがとうございます。
今回は『正しいアトピー性皮膚炎の治し方』です。
アトピー性皮膚炎は、言わずと知れた難治疾患ですね。
子供から大人まで多くの方が悩まれ、
そして多くの方が当院にもご来院されています。
このアトピー性皮膚炎、
原因はずばり・・・
『腸管免疫システムの異常』です!
この『乱れた腸管免疫の異常』を正常化させないことには、
乱れた免疫システムは治らないといってもいいです。
ではこの乱れた腸管免疫を正常化し、
アトピー性皮膚炎を改善するために注意すべきことは・・・
●根菜類をバランス良く摂取する。
低下した消化機能を改善させるために、
根菜類、特に大根やゴボウ・人参・生姜などの
地中から収穫できる野菜はお腹を温める作用があります。
また、豆類は食物繊維が豊富で、
消化機能改善に良いとされています。
- お腹を冷さない。
冷えは万病のもと、とも言われるように、
冷えはアトピー性皮膚炎にも非常に悪いです。
お腹が冷えることにより、代謝が落ちます。
胃腸に十分な血液が供給されず、
腸の蠕動運動が低下し、消化能力も低下します。
腹部の冷えは足部の冷えにも密接な関係がありますので、
当然足もキンキンに冷えて冷え性体質の出来上がりです。
次回は『正しいアトピー性皮膚炎の治し方②』です。
当院では、アトピー性皮膚炎に対する専門鍼灸治療をおこなっており、
遠方からも長年お悩みの方がご来院され、
また、多くの喜びの声を頂いております。
悩まずに是非ご相談ください。