椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症と鍼灸
つつみ鍼灸整骨院の院長の松岡です。
腰痛に悩む方は10人に1人。その中の10%にあたる120万人の方がヘルニアを経験するともいわれています。
そんなつらいヘルニアに有効なのが鍼灸です。
鍼灸は痛覚刺激によりエンケファリン・βエンドルフィンという脳内鎮痛物質の分泌を促進し、
腰椎深部にある椎間板周囲の痛みの緩和、血流改善にとても有効です。
また中国湖南省恵州市中医大学の研究でヘルニア患者60名(男28名女32名、平均罹患期間1.28年)に毎日1回、1クール10回で2クール鍼灸をおこなったところ有効率96.7%という研究結果がでています。
脊柱管狭窄症の症状緩和にも有効ですので、お悩みの方は是非ご相談ください。
手術の後遺症に鍼灸
つつみ鍼灸整骨院の院長松岡です。
今回は手術後の後遺症への鍼灸治療の有効性についてです。
手術後の後遺症の患者様は、意外と多く御来院されています。
今までの患者様だけでも、骨折等の手術後遺症による感覚鈍麻・シビレ、関節部の拘縮、可動域の制限、子宮・卵巣摘出後の下腹部の鈍痛、痛み、違和感。胃・胆のう摘出後の右上腹部周囲の痛み、違和感など・・・とても効果的です。年数経過されたものも、全く変化のないということは無いと思います。
鍼灸の効果は、多岐に渡るのですが、自律神経調整、血流改やホルモンバランスの改善の他、脳内鎮痛物質の放出促進効果等があげられ、エンケファリン、βエンドルフィンという「脳内モルヒネ」とも言われる物質がそれにあたります。これらの物資が鍼の刺激により脳内から放出されることによって、身体にある痛みや違和感が軽減されるのです。
ちなみにエンケファリンやβエンドルフィンはモルヒネの約6.5倍の鎮痛効果があるとも言われています。すごいですよね!実際、私も末期ガンの患者様も今まで何人も担当したこともあるのですが、鍼灸施術前はやっと歩いていた方も、施術後は全く痛み無く歩けるようになったというケースも珍しくないです。鍼灸は凄いですね!!
お悩みの方は、是非ご相談下さいね(^^♪
美容鍼灸について
院長の松岡です。
今回は当院でおこなっている美容鍼「Tutumi式小顔美容鍼」についてお話します。
まず美容鍼灸を熱く語る前に、そもそも美容鍼灸って何なのって話をしたいと思います。まだまだ知らない方も多いですからね(^^;)
美容鍼灸とは、読んで字の如く、美に特化した鍼灸であり、鍼灸の効果を最大限に生かした究極の東洋美容です!(^^)!
鍼灸は「自律神経調整」や「女性ホルモン分泌促進」「血行促進」等の効果があるので、作用により身体の中から綺麗になっていくイメージです。
ちなみに使用する鍼はこんな感じです。
※実際はもっと短い鍼を使用します。
当院の美容鍼灸では、完全滅菌・国産一級品のみを使用しています。
一級品の国産鍼は痛覚が刺激されにくく、鍼をさした際もほとんどわかりません。
また、当院の美容鍼灸は「散鍼:さんしん」というテクニックを鍼を刺す前におこなうのが他院さんとの違いです。エキテンさん等の口コミサイトでの当院の口コミを読んでいただけますと、散鍼を入れることによっての美容鍼灸の効果の差を分かっていただけるのではないかと思います。
是非体感してみてくださいね!
なかなか治らない首の痛み・・・コレかも?
つつみ鍼灸整骨院の院長松岡です。
今回は首の付け根の痛みについてです。首の痛みといっても、当たり前ですが原因も様々です。
①頸椎椎間板周囲の痛み
いつも首の右側、若しくは左側がきまって定期的に痛みが出る場合。首の動きによって肩や背中に痛みが放散するようなケースは頸椎の椎間板や椎間関節由来の痛みかも知れません。
椎間板は椎骨の間にある、いわばクッションの役目をする繊維軟骨で、ゼラチン状の髄核とそれを包む繊維輪からなります。イメージ的に言うと、「あんこ入りバームクーヘン」みたいになってます(笑)
椎間板の痛みと言うと、椎間板ヘルニアを想像する方も多いかもしれませんが、椎間板の損傷も段階があり、初期の椎間板の損傷を【椎間板症】といい、椎間板症は椎間板の軽度の損傷・変性ですので、頸椎椎間板ヘルニアのような、上肢や肩甲骨周囲に放散する鈍痛やシビレなどの神経症状は見られないことが多いです(重度の椎間板症は出ることもあります)また、頸部の運動時の痛みを伴うことが特徴です。鍼灸が良く効きます。
⓶筋緊張性によるもの
頸部の周囲の筋の緊張によって主に首の後ろに痛みや頭痛が起こることがあります。この場合や筋肉の緊張が原因ですので、お風呂やストレッチ、鍼灸やマッサージ等でも緩和されます。
③自律神経の不調によるもの
最後は自律神経の不調による首の痛みです。首の付け根の重いような痛みがでます。この症状は随伴症状として「耳鳴り」「めまい」「不眠」「胸の息苦しさ」「喉のつかえ感:梅核気」を訴える方も多いのが特徴です。鍼灸で症状が緩和できます。
これらの症状でお悩みの方、是非鍼灸を受診してみてください。また、ご相談も随時受け付けております。
接骨院、整骨院での交通事故治療で気をつけること
つつみ鍼灸整骨院の院長の松岡です。
今回は、「接骨院、整骨院での交通事故治療で気を付けること」という内容です。
接骨院や整骨院では、交通事故での施術が0円で受診することができます。(示談前に限る)
①診断書に正しい傷病名を記載してもらうこと
交通事故の後に整形外科を受診し診断書をいただくのですが、その際、担当の医師にあなたの現在の痛む部位、症状をなるべく詳しく説明してください。この整形外科の先生の診断書の基に接骨院、整骨院の治療の部位が決まります。非常に多いのが首と腰と腕が痛いのに「腕」の病名の記載がない、実際痛む部位の記載がされていない等のトラブルが多いです。この状態ですと、記載のされていない痛む部位の施術が出来なくなる可能性があります。
接骨院、整骨院での施術は、整形外科の先生の診断書を元に施術するため、診断書に記載の部位が基本になります。もし、痛む部位が記載の部位よりも少ない場合は整形外科の先生にお願いして、もう一度記入し直してもらった方が良いかもしれません。
⓶通院の期間を空けないようにしましょう
一回一回の施術の間隔をあまりにあけてしまうと、治療の必要性がないと判断されてしまうのと、施術の効果が落ちてしまいます。痛みや違和感が残るうちは、整骨院の先生の指導の下、通院頻度を決めていただくと良いと思います。
③事故の後はすぐに施術を開始しましょう
事故発生の時から、あまりにも期間が空きすぎると、事故との関連性が否定されてしまうこともあります。なるべく早期に施術を開始することをオススメします。
以上です。
何か交通事故のことで分からないことがございましたら、0249627377まで連絡くださいね(^^♪
福島県郡山市堤3丁目156番地
つつみ鍼灸整骨院
交通事故にあってしまったら
つつみ鍼灸整骨院の松岡です。
今回は、何故か今まで記事を書かなかった、交通事故治療での接骨院・整骨院の受診についてです。
当院にも交通事故の患者様も多く御来院されております。交通事故にあわれた際に、何をしたらいいのか分からなかった、という声をいただきましたので、ブログにします。
①負傷者がいるかの確認をしましょう
ご自身を含めて、相手の方や事故現場周囲に怪我をされた方がいないかの確認をしましょう。事故の直後は事故のショックから自律神経が乱れ、吐気、めまいなどの症状が出ることがあります。多くは一過性であり、長くても数時間で治ることが多いです。負傷者がいる場合、動けない場合は救急車の要請をしましょう。動ける場合はなるべく早期に病院に行ってもらいましょう。
⓶警察に連絡をしましょう
相手の方の怪我の有無を確認したら、警察に連絡をしましょう。相手の方が怪我もなく、大丈夫だからと言っても、容易に現場から離れたり、逃げたりしてはいけません。ひき逃げ扱いになり、後日警察から任意同行を求められるケースもあります。
③事故の情報を記録しましょう
事故の車両の写真や、現場周囲の状況(一時停止なのか、信号が点滅だったのかなど)、相手の方のお名前、住所、免許証の番号を記録します。
④保険屋さんに連絡しましょう
契約している保険会社に事故の報告をしましょう。
もし、お身体に痛みがみられた場合は、当院までご相談ください。
①整骨院では自己負担なく交通事故治療を受けることができます。
まず、整骨院、接骨院での交通事故治療の場合は、基本的に患者様の負担金はございません。過失割合が高い場合や自損事故などの場合、一部負担金などの支払いが発生する場合が稀にございますが、ご自身が加入の保険で「人身傷害保険」に入っていれば、保険料から施術費が支払われます。
人身傷害保険に未加入の場合も、自賠責保険の範囲内であれば過失割合に準じ、減額された額が自賠責保険から支払いされます。
基本的に交通事故では健康保険の使用はできません。健康保険の定義として、「第三者行為以外によるもの」とあるからです。つまり、誰かに何かをされて怪我したというものは、基本的に健康保険対象外なのです。ですが、事故であっても稀に健康保険で対応する場合もあります(人身傷害保険など)。その場合は第三者行為の申請届の提出が必要です。
⓶整形の先生に診断書を記載いただいてください。
交通事故にあいましたら、なるべく早期に整形外科に受診し、診断書をいただいてください。事故から時間が経過してからの受診の場合、事故との関係性が薄れてしまいます。整骨院での施術の部位も、この診断書の部位に準じて対応しますので、整形外科に受診の際は、痛い、違和感がある部位、明らかに事故の前と違う症状は、全て担当医師に相談されてみると良いと思います。整骨院通院される場合、週に1回程度は、整形外科への通院をお願いしております。
いつでもご相談ください(^^♪
腰部脊柱管狭窄症に有効な方法は?
つつみ鍼灸整骨院の院長の松岡です。
今回は腰部脊柱管狭窄症についてです。
腰部脊柱管狭窄症は、50代から70代以上の方に多くみられる腰の加齢性疾患で近年とても増えています。背骨の「脊髄」が通る、脊柱管という穴が変形などの原因で狭くなり、神経(馬尾神経や神経根)が障害され、それに伴い足や腰の痛み、排尿障害、陰部周囲の灼熱感、間歇性跛跛行(かんけつせいはこう:数百メートル、ひどい方は数十メートル程度歩くと下肢の痛みのために歩行不能になり、休むと痛みが軽減するが、また歩くと再び下肢に痛みがでて歩行困難になる)などが症状としてでます。
当院にも多くの患者様がご来院されています。そもそもの原因としましては、加齢による骨の変形です。背骨の椎体がくさび状に変形し、それに伴い脊柱管のトンネルが狭くなり、その狭くなったトンネルの中を通る脊髄が圧迫され、腰や足に痛み、シビレ症状を出すワケです。
では、どうすればいいのか?
もちろん一度変形してしまった背骨を元の形に戻すのは不可能です。ですが、不良姿勢を助長している筋、主に骨盤帯周囲の筋(腸腰筋、大腿筋膜張筋、大腿四頭筋、大内転筋など)の短縮や緊張を緩めることによって、骨盤帯の前傾の姿勢を改善し、脊柱管のトンネルの狭窄を減少させることは、当院の鍼灸施術によっても可能です。腰部脊柱管狭窄症でお悩みの多くの方は、不良姿勢や骨量の減少による椎体の変形によって姿勢自体が悪くなっていますから、姿勢自体が改善すれば、下肢の痛みやシビレなどの症状は、現在よりも軽減する可能性はあります。
是非ご相談いただければと思います。
その喉の「つまり感」・・・自律神経の不調かも?!
つつみ鍼灸整骨院の院長の松岡です。今回は、喉の「つまり感」についてです。
喉にちょっと前から違和感というか、詰まった感じがある・・・
病院で逆流性食道炎と言われて、薬を飲んでいるけど、全く治る気配がない・・・
ちょっと待って!その症状は「梅核気:ばいかくき」かもしれません!
梅核気とは、東洋医学的な言葉で、西洋医学的に言うと、「咽喉頭神経症、ヒステリー球」とも言われる症状です。喉の奥に梅の種(核)がつまった感がでます。
私の経験上では、耳鳴、めまい、胸苦(息が吸いにくい、つまった感じ)、不眠、首の後ろの痛みなどの症状に伴ってでることが多く、自律神経の不調の症状として現れます。
鍼灸の施術で症状の軽減が可能ですので、お悩みの方は是非ご相談ください。
帯状疱疹の痛みに鍼灸
つつみ鍼灸整骨院院長の松岡です。
今回は帯状疱疹についてです。
当院にも帯状疱疹の患者様は御来院されております。
症状が出る数日ないし1週間くらい前より神経痛や知覚異常などの症状が出ることが多く、その後に紅斑や水泡が出現します。のちに痂疲(いわゆるカサブタ)を形成し2から3週間ほどで症状消失します。しかし後遺症として皮膚の炎症が治った後も強い痛みが残ることがあり、これを帯状疱疹後神経痛(PHN)と言います。良く見られるのは肋骨部(肋間神経)と顔面部(顔面神経)ですが、身体のどこの神経に炎症を起こすかによって、当然痛む部位も変わってきます。
帯状疱疹は知覚神経節に潜伏感染している水痘帯状疱疹ウィルスの回帰感染(体力が落ちた際に一度感染したウィルスが再活性化する)によって発症する神経の炎症です。西洋医学的には帯状疱疹の痛みは急性の可逆性(元に戻る)炎症ですが、帯状疱疹後の神経痛(PHN)は神経の変性による不可逆性(一般的に元に戻りにくい)の痛みと言われています。東洋医学である鍼灸の場合は、神経痛が残っても鍼灸施術によって症状緩和も可能ですが、やはり早期の方が治りやすいです。ですので、如何に早期発症期に施術をおこない、神経痛の後遺症を残さないことが重要になってきます。
鍼灸は初期症状はもちろん、後遺症である神経痛の緩和にも有効です。痛みを出している根本の神経に電気鍼、灸をおこなうことにより、痛みの軽減が期待できます。
是非ご相談いただければと思います。
めまいに効果的なツボはココ!
こんにちは。つつみ鍼灸整骨院の松岡です。
今回は「めまい」についてです。
当院にも多くの「めまい」の患者様がご来院されています。
めまいは大きく分類すると、
・回転性めまい(メニエール病、前庭神経炎、突発性難聴など)
鍼灸が効果的です。
・動揺性めまい(小脳、脳幹などの病気など)
医科の受診をおススメしています。鍼灸で根本的に治すのは難しいですが、ある程度症状の軽減が可能ではないかと思います。
・起立性めまい(主に低血圧関与)
鍼灸で対応可能です。多少の期間が必要かもしれませんが・・
に分類されます。
その中で当院での来院される患者様で多いのが回転性めまいです。
鍼灸が良く効きます♪
頭を上下や左右に振ったり回したりするとグラグラ回る。。
耳鳴を伴っためまいがある。。
このような症状の方は鍼灸を一度試してみても良いかもしれませんね♪
そこで頭位性めまいに有効なツボはココ!!
聴宮(ちょうきゅう)
耳の前で、口を開いた際にできる窪みの場所にあります。
めまいもそうですが、耳鳴りや難聴に効果的です。
この聴宮の深部には、めまいの原因にもなる三半規管や前庭神経があります。
鍼が最も効果的だと思いますが、ご自宅でおこなうなら、お灸を用いて刺激してあげると効果的です。
当院の鍼灸は良導絡といって自律神経の状態をグラフ化し、
お身体の不調が目で見て確認できる鍼灸施術をおこなっています。
回転性のめまいといっても、原因によって経絡(ツボの流れ)や、経穴(ツボ)も違いますので、その方のお身体の状態にもっとも適した経絡、経穴を選択し施術します。お悩みの方に是非受けていただきたいです。
是非ご相談ください♪